MASAKICHI SUZUKI 製 1907-1915年頃　
ラベルは
MANUFACTURED BY
MASAKICHI SUZUKI
NAGOYA NIPPON No 5もしくは6だと思えいます。
(ナンバーは明細に写っていませんが　5か6だと思います。）

●コメント
MASAKICHI SUZUKI ラベルには コインの絵および　NAGOYA の後にNIPPON　とJAPANがあります。このヴァイオリンは、初期型の希少なNIPPONラベルになりますので　大体1907-1915年の製造だと思います。
糸巻き、顎当て、　テールピースはおそらくオリジナルだと思えいます。本来　駒は　M　SUZUKIが乗っていましたが　楽器としては使用できないレベルでしたので　定評なAUBERTに交換してあります。

●状態　
本体：100年ほど前の古いバイオリンですので　大まかに当方で修復しました。駒下周りの塗装のクリア表面にクラックが出来ていましたので（木の割れではないです）ニス修正を行いましたが　多少、後は残っています（写真でご確認下さい）、糸巻きは調整させていただきました。はがれもありましたの修復してます。現状はアンティーク感はありますが、オールドモダンヴァイオリンのように仕上がっています。一見　フレンチのヴァイオリンに見間違えるような感じです。100年前のヴァイオリンという前提では程度はよいほうだと思いますが元々近年のバイオリンのように完成度は高く無く　指板も年月的にソリが出ていますので気に入らない点がありましたら購入者様でお直し下さい。

●メンテ内容：清掃/磨き、スチール弦交換（新品）、AUBERT（フランス製）駒交換、魂柱調整、糸巻き調整、アジャスター付きテールピース（新品）へ交換、弓毛交換、剥がれ修正、全体調整を行いました。

弓：先日毛替え済みのSUGITO　FR100（中古品で数十年経っています）

ケース：中古で多少の汚れはございます。保管程度です。　輸送保護用おまけです。

さらに　当時のケース　および　弓も一緒に発送いたしますが　使用できるレベルではございませんのでおまけと思い下さい。