ドイツ/フランス製　1940年代頃 の　ストラディバリウス レプリカ ヴァイオリン

●ラベル
Antonius Stradivarius Creinonenfis
Faciebat Anno 1721

●状態
調整、メンテ済みのヴァイオリンですので到着後そのままご利用できます。（音あわせ、弓の毛に松脂は塗って下さい）
　
●本体：細かな傷を多くありますが、風格があってビンテージ感があります。ニスタッチもところ所行っています。

●本体メンテ内容：一般的な調整済み、クリーニングを行ってあります。（これまで多くのメンテナンスを行ってきました。最近は、指板交換、ネック仕込み直し、糸巻交換、ナット交換、駒交換、魂柱交換など）

●弓：付属いたしません。

●ケース：付属いたしません。

■この1/2のバイオリンを平均的身長は　120ｃｍ〜130ｃｍ位だと思います。 小学校1年〜2年生位が目安になっています。


■このバイオリンについて
結論的は1930-1950年頃に製造されたドイツのバイオリンだと思います。素材に関してはおそらくフランス製。フランスから白木の状態もしくはバラバラの状態を仕入れてドイツの工房で組み上げたバイオリンと思います。バイオリンの一部フランス製の特徴が多く見られます。サイズも1/2サイズになりますが小ぶりで　全長49.5ｃｍ位で　現代の世界基準サイズの1/4と1/2の中間的なサイズになります。これはフランスのＪＴＬと同じサイズになり、ネックにもＪＴＬような感じと同じ特徴がみられます。

■音色について
現在ドミナントを搭載しているため　古っぽい感じの音色ですが過去にエヴァピラツィなど搭載して華やで張のある音色出ていました。ホールでの音色は明るく力ずよくてこのサイズながら伴奏のピアノの音にも負けなく、後ろの席までしっかり聞こえる芯のある力強い音です。ヴァイオリン本体は実際コンクールでも何度も使用され、幾人も入賞歴があります。（前使用、前々使用者で4度ほど確認しています。）
このバイオリンからグレード（技術、バイオリンとも）されている方を数名みてきましたが、みなさん現在も頑張っていらっしゃいます。当方も思入れがあるバイオリンですが、分数バイオリンは適合サイズが過ぎてしまうと手放さざる事になります。このバイオリンで演奏されたラフォリアはとても素敵でした。是非、発表会、コンクールなどにご使用下さい。