1995年　フューメビアンカ バイオリン ピエトロ　です。


状態　: 調整、メンテ済みのバイオリンですので到着後そのままご利用できます。（音あわせ、弓の毛に松脂は塗って下さい）

本体：特に目立つダメージは無く良好です。使用に伴い僅かながらの傷汚れはございますが年代的には状態は良いです。

メンテ内容：クロムコア弦新品交換、アジャスター内蔵テールピース新品搭載、糸巻き調整、駒調整、一般調整、全体清掃、メンテナンスを行ってありますのでご安心してお使い下さい。

弓：無刻印弓ブラジルウッド/モンゴル馬毛/黒檀毛箱/パリジャンアイのスタンダードモデルです。純正クラスの品質です。（未使用です。）

ケース：厚型三角ケースです。未使用展示品ですので僅かながらの使用品ですが綺麗です。　（ストラップ2本あり　リュックのように背負う事が出来ます。）

サイズ：分数3/4は身長135〜145ｃｍ位の方の適合サイズです。


●総合
Fiumebiancaは1982年より中国でヨーロッパ材を使用し、楽器を製造してきたロングセラーのブランドです。
最も良い材料とされるヨーロピアンスプルースを表板に、ボスニアンメープルを裏板に使用しており、その完成度の高さから米国やスイス、ドイツ等でも人気を博しています。
カタログがありませんので　記憶になりますが　当時　andrea（8万位）　pietro（10万円位）　Pino（20万円台）と3つのグレードがあったと思います。このバイオリンはミドルグレードのpietroになり　中級者や2本目以降のバイオリンを購入する方などを対象に販売販売された記憶があります。最近では鈴木バイオリンやピグマリウスなど国産メーカーも同様な製造方法をしていてその先駆けとなったのが　白川総業が販売したFiumebiancaでした。　
素材をヨーロッパ製を使ったため音色も国産では出ない音色であって　イタリア等で修行された中国の一流職人で作られたバイオリン素材、コスパはとても高い好評なバイオリンです。現在は物価も変わり　現在同等のグレードであれば15万円位の定価がついていると思います。反応も良く、板が薄いわけではありませんが鳴るように作られていて軽く弾いても良く鳴りコスパの高いバイオリンだと思います。