フランス　ミルクール 製 ビンテージヴァイオリン 1/2　COMPAGNON

●ラベル
COMPAGNON

製造国：フランス　ミルクール製
製造年数 1890年頃
全長：503
ボディ長：303
アッパーバウツ：144
ミドルバウツ：101
ロアーバウツ：178
重さ：341g（写真の状態）
(単位は mm 測量に関しては　約でお願いします）

●状態：基本調整、メンテ済みですので到着後そのままご利用できる状態にはなっています。
　
●本体：100年位前のヴィンテージバイオリンです。過激的な修復やダメージのあとも無く、一般的に使用されて来たバイオリンだと思います。古いバイオリンですので傷や打痕はありますが、状態は良い方です。

●メンテ内容：ドミナント弦新品交換（E線ブロカット）、糸巻き調整、駒交換、魂柱交換、指板修正、糸巻交換、その他多数、ニスタッチ、クリーニング、光沢復元、現在一般調整を行ってあります。

●弓、ケース：付属いたしません。

■Jerome Thibouville-Lamy
世界を代表するフランス ジェローム・ティポビル・ラミー社が製造販売した COMPAGNONシリーズ。COMPAGNONシリーズは　1880-1920年位まで作られていたモデルで後半にはCOMPAGNON2なども作られていました。こちらがボディサイズ、加工の等から　1880-1900年頃に作られた初期のモデルだと思います。
この年代のフレンチバイオリンは、近年の良く出来たバイオリンに比べると若干作りが雑な部分もありますが、1900年頃の最先端技術には驚きです。音色は一級で　パワフルでやわらかい音色を表現しています。雰囲気も暖かく明るいワニスが使用されて赤系色でフレンチらしさが出ています。
JTL特有な作りで　オールド特有の音色・遠鳴り感があり　コンクールを目指す学生の方や音にこだわりをもち始めた方、オールドに興味をもち始めた方の最初のバイオリンなど、お勧め出来るとても良いバイオリンです。このクラスのバイオリンですと証明書や鑑定書は本来ほとんどございませんが　JTL社製造で間違いございません。コンクール等お考えの方に出来るだけ、音質、音量など詰めた調整をおこなってあります違いは分かっていただけると思います。