ドイツ製 コンサートシリーズ ヴァイオリン　KARL HOFNER KH208

●状態
ヴァイオリン職人によって調整、メンテ済みのヴァイオリンですので到着後そのままご利用できます。（音あわせ、弓の毛に松脂は塗って下さい）
　
●本体：5桁シリアルで1970年代のKARL HOFNERです。オールド感が漂う雰囲気があり　使用に伴いわずかなダコンや傷などはありますが状態は年代的には良好です。目立つ傷汚れ、楽器としての不都合は無く　ニスも綺麗な光沢を出しています。（新品同品とのレベルではなく　あくまでもヴィンテージの範囲の表現です。使用に伴い僅かな傷汚れはございますのでご了承下さい。）　

●本体メンテ内容：Thomastik社 ドミナント弦、デスピオツーハート駒交換、魂柱交換、糸巻き調整、クリーニング、光沢復元、一般調整を行ってあります。フィッテング一式インド製ローズウッド新品交換

●弓： K SUGITO 印です。国産弓です。素材はフェルナンブーコ 中級者クラスの弓でバネも強くパワフルな弓です。弓をクリーニング、上質なモンゴル馬毛、巻き線、巻き革直し仕上げ済み。（毛替え後未使用です）

●ケース：角型軽量厚型ケースです。未使用展示品のため綺麗ですが 僅かなシワ、ほつれはございます。（ストラップが2本ありますのでリュックのように背負う事ができます。）

●このヴァイオリンはスペック的にも上級モデルになり、コンクールや発表会でも普通に使えるレベルのヴァイオリンです。

5桁シリアルナンバーですので1970年代の製造だったと推測します。

Concert Series-Violinとは
#62 #66（現在　23万円） #115（現在　30万円）174がオーケストラシリーズの人気モデルでした。さらに　200.208と数字と共にグレードが上がり200番以上がコンサートシリーズになります。
コンサートバイオリンシリーズは、美しい木目をもつ材料を充分な年月にわたり自然乾燥させた後、熟練した職人により手作りされています。
現代では　208は販売されていませんが　他のグレードで比べれば　現在40〜50万円のクラスのバイオリンになります。
近年のカールヘフナーはドイツ製の雰囲気がありドイツ製らしいバイオリンですが　この時代のヘフナーは雰囲気も良く、見た目も素晴らしい雰囲気ルックスがあります。肝心な音色は　どちらかと言うと　年数が経過したためかサウンドは　ドイツ製の特徴はあまりなく芯のある明るく感じです。フィッテングはローズに交換されベテランの方も満足していただけるパフォーマンスを持っています。おすすめです。

今回は　バイオリン本体はもちろん　杉藤製弓をクリーニングして毛替えを行い品質的にもアップしてあり、演奏会等にも十分使用可能なクオリティに仕上げてあります。ローズウッド顎当てもガリネリタイプを搭載しフイット感も感じられると思います。
出品価格帯で現在ドイツ製のバイオリンでこのクラスの鳴り、音の音質、バイオリンその物質感をそろえたバイオリンは少なく、今後もっと流通は少なくなっていくと思います。こういう価格で販売できるのももう、出来なと感じかな？と思います。
教室に通って真剣にバイオリンを始めようかと思ってるけど何を買ってよいか解らない方、幼少時からヴァイオリンを始めてはじめての4/4をお考えでしばらく使えそうなバイオリンを探している方、社会人の方や中高生の部活、キッズオーケストラなど用にお探しの方にお薦めいたします。