ドイツ製 バイオリン 2001年 Hermann ヘルマン No56 ケース 未使用弓です。


●状態　: 調整、メンテ済みのバイオリンですので到着後そのままご利用できます。（音あわせ、弓の毛に松脂は塗って下さい）

本体：目立つような割れやクラックはありませんが　ニスが剥げてタッチアップニスを所々行っています。一般的な中古バイオリンです。清掃、磨き作業を行ってありますので　光沢も復元してあります。　見た目は風格が出ていて素敵です。

●弓：無刻印弓です。フェルナンブーコ竿、シルバー巻き糸、シルバー金具、毛はモンゴル馬毛です。30000円程度で流通している弓です。ミドルグレード弓（未使用です。）

●ケース：厚型三角ケースです。未使用展示品ですので僅かながらの使用品ですが綺麗です。　（ストラップ2本あり　リュックのように背負う事が出来ます。）

●メンテ：ドミナント弦新品交換（E線ブロカット）、フランス系デスピオ★★駒交換、糸巻き調整、ガルネリタイプ顎当て搭載、全体清掃、など一通りメンテナンスを施してあります。仕上げに艶出し磨きを行い光沢も復元しています。通常演奏では不都合を感じないように全体的な調整を行ってあります。

Heinrich Gill　”社とは
伝統ある弦楽器の街ドイツのブーベンロイトに工房を構え、1952年の開業以来、たゆまぬ研究を重ねて常に高品質の楽器を世に送り出し、その品質の高さは2003年ドイツ国際見本市で内閣総理大臣賞を受賞したトップクラスのメーカーです。材料にはドイツメーカーの定番　”長時間自然乾燥されたヨーロピアン・スプルース”厳選した”ボスニアン・メイプル”を使用し、塗装には最高の音を作り出すイタリアンレシピのニスを使用され伝統的な忠実なつくりがされています。品番は　No56になり　発売当時　本体だけで21万円するハイモデルでもあり（現在で同じクラスのバイオリンは30万円オーバーです。）、最高の腕を持った職人たちの高度な製作技術によって生み出され、ヨーロッパの木材を使用することによって、本場の音質、音色を兼ね備えた重厚な弦楽器に仕上げられております。Claus Hermannの前身の HermannブランドでClaus Hermannは島村楽器店さんのオリジナルブランドで　2000年初頭はHermann　ギル社によってヘルマンのブランドで製造発売されていました。

●総合
Gillは説明にもあるようにヨーロッパの木材を使用することによって、本場の音質、音色を兼ね備えた重厚な弦楽器に仕上げられております。ほど良く乾いて軽く、ブーベンロイトのバイオリンの音を感じ、非常にクリアでドイツらしい力強いバイオリンです。アンティーク調の仕上げが美しく、見た目でも楽しめる楽器です。