チェコ製　ヴァイオリン　ヤン・ロレンツ No54 2005年モデル

●状態
調整、メンテ済みのヴァイオリンですので到着後そのままご利用できます。（音あわせ、弓の毛に松脂は塗って下さい）
　
●本体：2005年物の中古バイオリンです。使用に伴い 僅かながらの傷や汚れニス剥げはあります。特に目立つダメージは無く　中古で状態の良いバイオリンをお探しの方でもおすすめいたします。　

●本体メンテ内容：エヴァピラッツィ弦新品交換（ピラストロ社）、フランス製デスピオ（ツーハート）駒交換、魂柱交換、糸巻き調整、顎当て交換、クリーニング、光沢復元、一般調整を行ってあります。

●弓 ケース：付属いたしません

●製作証明書あり


■Jan Lorenzとは......

ヤン・ロレンツは1958年7月5日にスシツェで生まれた。小学校卒業後、音楽への愛情からルビーのヴァイオリン学校に通い、マスターヴァイオリニストのミロスラフ・ピカートの指導の下、1976年に無事修了した。 1990年、マスターヴァイオリニストのアロイス・シバル、エミル・ルパッチ、ヨーゼフ・ドヴォルザークの指導の下、ルビーのマスターヴァイオリン学校を卒業。 1992 年以来、彼は世界的に有名な会社 Akord kvint spol のために自分の名前でコンサート用およびマスター用の楽器を製作してきました。この楽団で、彼は名ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ドヴォルザークとヨーゼフ・ホルプフの指導の下、自らの芸術を磨き続けました。彼は現在、ヴァイオリニストのヤン・ポエツル、ミヒャエル・ファン・ベルクム、エドゥアルド・シュウェンらと協力して自身の成長に取り組んでいる。 彼は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの音色について、プラハ音楽院の教授やドヴォルザーク四重奏団のメンバーと相談しています。彼のマスター楽器はシンガポール、アメリカ、スペイン、ドイツ、ロシア、香港、ノルウェー、ニュージーランドに上陸しました。チェコ共和国では、彼の楽器はヴィオラ奏者ミハル・フォルティンや他の優れた若手音楽家によって演奏されています。

●総合
伝統的な制作方法とニスで仕上げられたアンティーク調バイオリン。全体のバランスが良く鳴り、雑音なく深みのある音はドイツやチェコの特徴です。音大副科位、アマオケ、大人の一生物としての使用として、お探しの方におすすめです。社会人の趣味で1本としても演奏技術が上がってもしばらくは買い替えしなくても良い品質だと思います。バイオリン本体は外見も虎杢も出ていて雰囲気も良いです。
ヤンロレンツの現行品は10.20.30.50とあり30万〜50万で販売されています。
今回の出品バイオリンはスペック的にPAVEL　KUDELASEKレーベルのNo54ですので、現地で3200ユーロ（50万円程度で販売）と思われます。 工房での手工品です。(ビルダークラス）

音色は、シャープなクールな感じの音色ですが、音に色があって飛んでいます。十二分にこのクラスのバイオリンと感じる事が出来ると思います。おすすめです。